naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

明日の客人

雨らしい。目が覚めた時、暗かった。まだ3時くらいだろうと、適当に考えて、眠り続けた。2度目に目が覚めたときは、明るかった。でも弱い雨の音が聞こえ、今日は外では何もできないと悟った。

テレビを見たら、幸い明日は晴れるらしい。明日来る客は、絵を見に来る客なので、晴れれば、玄関に絵を飾る。案外大変な作業だけど、どうせ来てくれるなら、「完全」な方がいい。その「完全」の中にセビチェも入っている。

というのは、その客人、30数年前エルサルバドルで出会った日本人なのだ。内乱に突入するきっかけとなった、日本合弁会社社長のマツモトフジオさんが殺された時、彼女は発見された死体に対面したために、長いトラウマで、エルサルバドル時代のことを思い出したくないと言っていた。

この前、エルサルバドル大使代理が、協力隊の昔の仲間を動員して、ロメロ大司教の追悼ミサをやった時に、出逢った。彼女、そのトラウマを乗り越えて、私の「内乱語り部展」を見に来るという。かの地に内乱があったことなど知らない日本人が見ても、あまり意味がないというより、意味がわからないから、彼女の来訪はうれしい。

なにしろ、異国の内乱などどうでもいい一般の日本人は、あの絵を見て、「これ、神話を題材にしたの?」とか質問をするので、返答に窮するのだ。

実は数人だったら、パエリャを作りたい。でも、残念ながら一人だから、あんな大げさなものは用意できない。だからセビチェ^^。枇杷酒は、アルコールはそれしかないから。