naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

いかれている

雨って、なんなんだろう、と私は考える。雨になると気がめいって、すべての意欲が減退する。今日も雨。何をしようとしていたんだろう、とぼんやり考えながら、ピーピーという音に、雨と知りつつ洗濯機を回した事を思い出した。

睡眠時間と食事時間のサイクルは、すでに正常に戻っている。だが脳みそがかなりいかれているらしい。記憶力が多少減退していても、私は性格的に他人との約束を忘れたことはなかった。1週間前から約束遂行に向かって気を引き締めていた。それが今、月の推移も忘れ、カレンダーをめくることも忘れ、予定の記入なんか考えてもいなかった。12月や1月が、なんだか特別な月だという事も、記憶の外にあるらしい。

ひょっとしてこれは、鶏不在のせいだろうか、などと思った。鶏はまさに時計みたいに、一定の時刻に声を発して、私の行動のサイクルを決めていた。朝、鶏に餌をやる時、ついでに池の金魚に餌をやっていたが、このところ、金魚の存在を忘れている。ふと気がついて、金魚に餌をやる時、「オイ、声を出せ!」と言ってみた。金魚は口を開けるが、声を出さない。哀れなペット…

とにかく私の脳みそは、いかれている。