保冷剤がいいよ

私の熱中症対策

異常な暑さで、伸びている。今日は外回りの仕事を控えたので、昨日ほどではないが、それでもときどき、「危ないぞ」と自分で感じるときがある。眩暈ではなくて、脳みそが膨張しているような感覚を覚えて、思考力どころか、動く意欲が消えていって、何もできなくなるのだ。

そういう時、私は冷凍庫で冷やした保冷剤をタオルにくるんで頭に載せる。そうすると、傍聴した脳みそが、だんだん引き締まって、何かをしようという気持ちがよみがえる。手が動き、頭に何かが戻ってきて、絵を描きはじめたりする。

別に私はエアコンを持っていないわけではない。エアコンは27度でも寒くてやりきれず、時々つけてはときどき扇風機に切り替えるのだけど、絵に熱中したりして面倒になると、両方ともつけていないときがある。そういうとき、頭に保冷剤をくっつけていると生き延びられるのだ。

娘がいなくなってから、娘の部屋を画室にした。何処からも独立していて、採光もよく、外の景色も見られるから、気持ちも開放的になる。今日はそうやって、やっと手がつかなかった絵に手をつけ始めた。長い事放置していた奇木絵も、何とかまとまりかけている。ああ、よかった、と今日は思った。

今も頭に保冷剤を載せている。ひんやりとした感覚が脳みその中心まで届いている。これは熱中症に良いかもしれない。なんだか、毎日、老人が一人で熱中症で死んだというニュースを見ていると、つくづく日本人は「羊の群れ」だなあと思う。

節電だ節電だ、冷房つけるな、我慢しろ、という掛け声に、昔「欲しがりません勝つまでは」という掛け声に乗って、我慢した世代の人ほど、無抵抗に命までかけて国家の標語に従っている。あの無責任で、アホみたいな民主党政府の作った標語に踊らされている。