naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

やっと行動開始

11月2日

ことしの3月、利根運河自転車道の野田側で、三輪車がパンクしてMさんに迷惑をかけて以来、恐れて三輪車の散歩を控えていた。

ところが、もう限界らしい。体調も精神状態もおかしくなって、たぶん私はひきこもり症状を起こしている、と思った。とにかく何もできない。食事もなるべくなら食べたくない。以前、鶏を飼っていたころは、どんな病気の時も、鶏に餌をやる義務感から、這いずってでも外に出た。今はその気力もなくなった。

昨日は1日雨で、動けなかったから、余計それに拍車をかけて、一日気がめいっていた。本も読めない、料理もできない、絵も描けないし、ブログに書く気も起きない。歩くのも面倒で、気をつけないで階段を降りたら、踏み外して倒れてしまい、しばらくその場で寝ていた。何とかしなければ危ないな、と思った。

今朝は晴れていた。娘は夜が遅く、まだ寝ていた。じゃあ、婆チャリサイクリングをやろうか、そう思ったら、いつもの荷を持って、写真機持って、水持って、外に出ていた。(写真機とは、カメラのことであります)

やみくもに走った。気がついたら、全くいつものコースを走っていた。飼い主の散歩に付き合わされている馬みたいに、自転車の方が行く方角を心得ているみたいに、いつもの江戸川土手のサイクリングロードに登り、運河の方向に走っていた。空は真っ青に晴れていて、其れを眺めるのがすごくうれしかった。春まだ寒いころ、江戸川の土手の工事が始まっていて、道が通りにくかったが、工事がかなり進んでいて、広くて走りやすい道路に変身していた。

其れがずっと続くのかと思って、走っていたのだが、あと3キロぐらいで運河への別れ道だというところになって、急に前方に通行止めのサインが見えた。あたりを探しても降りる道がない。徒歩で降りる急斜面の階段があるか、三輪車を持って降りるには危険すぎる。うろうろしていたら、散歩のおやじさんが通りかかり、助けてくれた。三輪車をほとんど担いでおろしてくれたのだ。その道は下の道だが運河に出る道だということが分かったので、お礼を言って、又走り出した。

首尾よく運河の自転車道を走り、おおたかの森に出る道を見つけて、ああ、今日は三輪車が故障しないで、いつもの家までの道を走れるな、と思っていたとき、何だか突然、腰から胸にかけて激痛が走った。

まずい!痛む胸を前かがみにしてかばいながらとにかく走ったのだが、どうも治らない。何処か、コンビニはないかな、と、道の両側を交互に見ながら探したが、見当たらなかった。一般の店があく10時にはまだほど遠い。実は、トイレを探していた。だいぶ前からトイレを我慢していた。少なくともそっちの方を何とかしたら、休憩して胸の痛みに対処できる、と思った。

ある交差点に差し掛かった時、左角にセブンイレブンが見えた。たすかった!と思って飛び込んだ。用を足したら、体が少し楽になったような気がして、自転車に飛び乗って発進してしばらくして前方を見たら、知らない景色だった。道を間違えたな!あわてて元来た道を戻り始めたが、不安だったので、人を見つけておおたかの森に行く方向を尋ねたが、すごくおどおどして怪しげな態度を取るので、何だか怖くなって、振り切って又前進した。

ところで、迷ったおかげで収穫もあって、途中で野菜の直売所を見つけ、赤い大根や、紫の蕪を買った。

やっと道を見付けて無事帰路に就いたのだけど、家にいたる上り坂の直前で、婆チャリのバッテリーが切れた。電動アシストはバッテリーが切れたら重い。上り坂はつらい。あと一歩のところで。

でも久しぶりの婆チャリ散歩は成功した。気持ちが解放されて、今日から何とか動けそう。