或る問答

あるサイトに、米国日系人の投稿があるのを読んだ。日米大戦中、米国民であった日系人は拘束され、強制収容所に収監された。其の時の苦悩を思い出し、今のアメリカが、すべてのイスラム教徒に対して、拒絶反応を起こしていることを憂いている。そして最後に、彼女は付け加えた。「でも、私たちはもっと立派な国民よ。だって、この国は、移民を歓迎することで成り立ってきたのだから」朝日新聞掲載「シリア難民を拒む空気と日系米国人の苦い思い出」に関する記事より)
 
其れに対して、2,3のコメントがあったので、私も加わった。
 
A:胸が詰まる話しだ。現在起っているシリアの問題、何が問題かを分かり易く教えてくれてる。
日系人の大量収容は、国家の安全保障のためにではなく、人種的偏見と戦時ヒステリー、政治的な判断ミスによってなされたというものだった。」とあるけど、こんな歴史は、どんなことがあっても繰り返されちゃ行けないし、そうでなかったら犠牲になった人たちが浮かばれないよね。幸いに、カナダ政府と米国政府とが足並みを揃えていないのが救いだ。」
 
RE:歴史的にも現在も、地球上でもっとも人殺しに加担しているのは、キリスト教徒の白人です。かつてそれが理由で、差別されたことも、拒絶されたこともなく、有色人種だ、異教徒だという理由だけで、何をしてもいいと思っている連中がナザレのイエスを神と奉じ、救世主は俺だと言っている、この状況こそ異常です。
 
B:『「不安にかられ、ヒステリーになる人がいる」とツカモトは言う。「でも、私たちはもっと立派な国民よ。だって、この国は、移民を歓迎することで成り立ってきたのだから」』と最後にあるけど、それは違う。あの国は、移民を歓迎することで成り立つ以前に、先住民を殲滅することによって成り立った国である。
 
C:先住民のことはポコッと抜けやすいのか。忘れてるよね。
 
RE:私の主人は征服者と被征服者の子孫です。被征服者とは、スペイン人征服者に無差別に強姦されて混血の子孫を残した女性でしょう。其の子孫が集まって、純種の一人もいない国家を作りました。それが主人の故国エルサルバドルです。私は、何の因果か、カトリック教徒です。でも、中南米の観光地を歩き回って、壮大なカトリック大聖堂の地下に、見るもおぞましい、先住民に改宗を迫るための拷問道具を見た時以来、宗教とは何なのか、布教とは何なのか、考え続けています。カトリックは先陣を切っただけで、キリスト教徒と呼ばれる種族はみな同じことを異教徒に対してやっています。拷問と無差別爆撃はどこか違いがあるでしょうか。相手をせん滅に追い込もうという意図において、どこも変わっていません。
先住民をまるで絶滅危惧種の動物のように砂漠の『保護区』に閉じ込め、自分たちは豊かな土地を『開拓』したとか言って、先住民から奪取して、何が移民に寛大ですか?
 
C:物事には両面あるからね。歴史もそうですよね。人間も両面あるし。それを補っていくしかない。
 
A:こんなことを考えると人間社会ってのは、人間たちの間での食物連鎖(食物網)のような感じがするんだけど
 
RE: 其れを食物連鎖というなら、じゃあ、いい気になってもう一つ武勇伝。結婚前高校教師でした。共学で、少し荒れた時期もありました。或る時、二人の男子が喧嘩をし、激しく口論の末、ナイフを出しました。そこで私が割って入ったところ、ナイフを私に向けてきたので、その子にいいました。其のナイフで私を殺すなら、必ず死体を食べろよ。動物の殺し合いは相手を食べる目的があるんだ。食べずに死体を放置して逃げる動物なんかいないぞ、殺すだけなら動物以下だぞ。そうしたら、彼、矛を収めました。是私の武勇伝。米仏露軍よ、中東人を殺したら、必ず食べなさい。
 
A : 恐れ入りました!他に言葉がありません。