「偶然の結果の出生地と宗教の選択と 他宗攻撃を口実にした覇権争い」1


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表題だけですでに言いたい事が分かってしまうかもしれない。ただ、ある宗教に生まれながら所属し、いろいろ考えた事を死ぬ前に語っておきたくて2019年正月にあえてここに記す。

人は生き物として自分の出生地を選べない。自分が宿る胎を選べないのだから出生地どころではない。

ところがある時精子卵子が都合によって結合して、人間の卵が形成され、おぎゃあと泣いて外に出てきてしまうと、人種も宗教も貧富の差も決定的になっている。

決定的になったものを正しいの間違いのと言われたっていたしかたない。日本人にとって、日本人の肌は『肌色』であって、肌とはもともとこういう色なんだ。白や黒や縞縞が正しい色と言うことはない。

ところでさ、人間は平等なんて真っ赤なウソ。

人間は無意識のうちに人種の争い(特に肌の色の違いによる人種差別)、身分の上下の争い、宗教の争いの真っただ中に生まれる。

争いって言うのは、なにしろ自分が生まれたところだけが正しくて、他は間違っているんだからそこに議論の余地はない。

カトリックプロテスタントイスラムの争いだって、争っている時代と民族の間には、それぞれの歴史的事情があっただろうが、まるでそれと無関係の東洋の布教地にまでその争いを持ちこまれたって、意味がない事を誰も意識しない。何でもいいから俺が正しい、あいつは間違っている...以上、議論の余地なし。

プロテスタントだって争った時代のカトリックと同様、親の宗教を踏襲し、その争いまで踏襲し、自分の派閥の宣伝のために、異民族をぶっ殺すことまで受け継いでいる。

イスラムの事となったら、相手の宗教の内容など全く研究もせず、宗教の生じた背景も歴史も知らない状態で、そもそもイスラムが存在する事が悪いんだと、キリスト教陣営は思っているらしい。

ばかみたい。

それぞれの地域で、真実とは何かとか、平和とは何か、と言うような嘘みたいな教育の元に、生まれた場所の基準によって人は善と悪の基準を植えつけられる。自分が生まれた場所の常識が善で他は全部悪。以上問答無用。