naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

「ばあさんの自転車奮闘記」11月11日

「骨粗鬆症と自転車」6

 

前日のことだった。

 

久しぶりに松戸教会に行こうと思った。松戸教会というのは私の本来の所属教会。常磐線松戸駅にある。バス代だけ節約するために、北小金駅まで自転車で行こうとして、自転車を出すとき、その重みで自転車が傾いて、すねに当たった。痛いな、と感じたが、かまわず駅まで漕いで、イオンの前の駐輪場に入れ、松戸教会に行った。

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カトリック松戸教会↑

(実は写真を間違えたので、変更。これは三輪車で着ていますね。そのお話はこれからだけど。)

 

途中、なんだか足が痛いと思ったが、ちょっと摩っておいただけで、放置した。ミサが終わって、北小金に戻り、自転車を出そうとしたら、出ない。何度か試したが出ない。

 

私は自転車置き場は、無料だと思っていた。なんか仕掛けがあるらしいな、と思って、そばの案内をよく読んだら、2時間まで無料で、その後3時間単位で100円だと書いてあった。しかし、料金の払い方がわからない。無人なのだ。

 

うろうろしながら、探して、やっとそれらしい機械を見つけ、コインを入れて、鍵を解除し、自転車を引っ張り出したのだけど、またごうとして、ぎょっとした。

 

すねに激痛。まあ、自転車のお稽古を始めてから、「激痛」には慣れている。でも脛をちょっと打ったぐらいで、自転車こぐのに足を上げられないほどの激痛ってなんだろう。

 

しばらく自転車を引きずって歩いた。それから痛みを我慢して、何とか家まで漕ぎ戻り、ズボンを引っ張り下ろしてみて驚いた。足が血だらけなのだ。下着に血がべったりくっついていてすでに固まりかかっているから、引っぺがすと痛い。げげ!

 

血の跡を洗ってみたら、傷はたいしたことない。そこいらのバンドエイドで覆えるくらいの大きさ。バンドエイド2枚使って罰点状に傷をふさいでその日は動かないで、1晩寝たら、痛みはかなり治まった。

 

それにしても、私ってばあさんにしちゃあ、無鉄砲なのかなあ。本当はすごく怖がりなんだけど、まるで、自転車運転、やめる気が起きない。収入ないのに、交通費かかるから、自転車で行けないところは行かないと決めたから、交通事故で往生するまで、やりそう。

 

もう、自転車に注意が行っている間は、骨粗鬆症のことなんかまるで覚えていない。

 

「ところで、自転車を始めてから思うこと」

 

自転車走行初心者のばあさんにとって世に恐ろしきもの1。以下参照

 

1)路上でボール遊びをしている子供:

2)ぼーっと空を見ているくせに自転車の直前で、いきなり動き出す末期高齢者(私は中期高齢者^^):

3)5匹の犬に操られて前後左右定めなく散歩する一見美人風の女性:

4)路上一面に広がって歩く中学生:

5)散歩中の保育園児を山と積んだ箱車の周りにちょろちょろ歩く保育園児の集団

 

これらはあっちが悪くても、私が加害者と認定されるから怖い。

 

私が被害者になりうるものであげてみると、

 

世に恐ろしきもの2:

  • 歩道も自転車道もないところで、後ろからすり抜ける車:
  • 車1台の幅しかない細い道路のふたのない排水溝:
  • 路上駐車のトラックの脇から飛び出してくる対向車(見えない!)

 

動力で走る機械って、怖い。どうしても恐怖を克服できない。早いということが、楽しいという気持ちにまだつながらない。

 

だから、いまだに隼号は乗りこなせないでいる。目標は3月までだけど、乗るまでも、勇気がかなり必要。今日は、それでも、練習を兼ねてマルエツまで用を足してきた。小学校時代の先生様からクリスマスカードをいただいてしまって、なんとしても、クリスマスまでにご返事を書かねばと思い、夕べ、一所懸命書いた。一番近いポストは、そのマルエツの前で、郵便局までは、その倍の距離があって勇気がない。

 

それで、怖いところは全部降りて歩いて、何とかマルエツと家を往復した。道幅細いから、どうしても、後ろから来る車とすれ違うのが怖い。おまけに普通の自転車と違って、重いから、怖い坂を歩いて降りるのも、体が引きづられる感じ。往復しても、白鷺ほどの達成感がない。

 

先日は、遠くに行ったので、やっぱり白鷺を使った。当分の間は両方を使い分けるだろうなあ。いやあ、怖い。参った。

 

下は、格好だけは勇ましい、仮面ライダー344号。ところで「344」は私の旧姓三好のことです^^。 

 

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雨が降ったり、風が強かったりして、しばらく自転車に乗らなかった。 

でも今日は日曜で、それほどの風もなく寒すぎもしない。意を決して豊四季教会に行くことにした。行く前に大事をとって、自転車のタイヤに空気を入れた。

 

もう、教会に行く道はしっかり覚えていて、迷う心配はないのだけれど、私が「難所」と呼んでいる場所が怖い。「難所」とは、八木中を過ぎてから春山寺の角を曲がったところから続く、うねうねとした下り坂のことだけど、そこを降りていくときに、かなり、神経を使う。うねうね曲がっているから前も後ろも見えない。

 

そこを過ぎて、教会にいたる農道に入ると、緊張が解けて、どどっと汗をかく、いつものパターンで、20分ほどかけて教会についた。でも、余りの息遣いのため、教会の中に入れない。しばらく外で気を静める。

 

それから、いつものふもとの蜂蜜屋で、友人にプレゼントするため、蜂蜜を買い、さて、自転車に乗ろうとしたら、なんだかおかしい。よくよくみたら、前のタイヤが完全につぶれていた。またか! 

今朝空気を入れてきたんだ。今回はパンクだね、と思って真っ青になった。

 

自転車屋など、近所にない。上下の坂を乗り越えて来た道は、歩けば50分かかる。この教会は、私が松戸教会が電車賃かかるので、見切りをつけて、終の棲家と考えて乗り換えた、狸の棲む山の中の教会だ。途方にくれたのだけど、ひとまず教会に戻って、自転車の空気入れを借りた。 

応対してくれた人が、夢の話しかしない女性じゃなくて、いつも通りの親切な「男性」だったのは幸い。ぺちゃんこになったタイヤを触りながら、「ふーーん、パンクの可能性が大ですねえ・・・」などといっている。それで、タイヤに触れながら空気を入れてくれ、しかも、入れた後で、タイヤを回しながら耳を当てて、漏れている箇所を調べてくれている。

 

ほほー、そうやって、パンクを見つけるのか!私は感心して、眺めていた。実はこの時の男性のやり方を見て、自転車修理のための工具一式を購入した。

 

「わからないけれど、一応入れたから、20分なら、これでもつかもしれないから、早く帰ったほうがいいですよ」そういって、男性はふと、自転車の後方に書いてある文字を見た。 

「ほう!白鷺号ですか!」にこっと笑った。

 

ちょっと恥ずかしかった。私は何でも持ち物に名前をつける。名前の付け方にも、「常識」を持っていない。それが、幼い夢っぽいことであることも知っている。でも私は、なんだか、「白鷺号」と命名してしまったら、名前がないよりかわいいのだ。 

まだ、隼に乗りこなせないので、今日も白鷺に連れて行ってもらった。さっき、見たけれど、白鷺は健在で、まだパンクしていたわけではなかった。多分、私の空気の入れ方が下手だったんだろう。空気を入れてから20分で、家に着いた。汗だくで、しばらく何もできなかった。

 

ところで、私がマスターできないかった隼号は、交通法規に触れて、バイク運転の免許なしに載ってはいけないことがわかり、手放さざるをえなくなって、鶏男に引き取ってもらった。以後私の自転車の歴史は数台の自転車に乗り換えて、長い長い道程をたどる。