「ばあさんの自転車奮闘記」11月16日

「骨粗鬆症と自転車」11

「ただひたすらに走った」

 

長距離を自転車で乗り回したければ、電動はあまり便利ではない。バッテリーが尽きたらもうアウトだし、替えのバッテリー持っていく方法もあるけど、すごく重いからね。それでもやっぱり、このばあさん、「挑戦」を始めたら、ばったり死ぬまでやりそうだ。

特に標識を見たら、「海から93,5キロ」とか書いてある。海なんてどこの海だか知らないくせに、大方東京湾だろうと思って、何キロまで飛ばせるか、興味を注がれ、次の標識までどんどん走った。

そうやって標識を傍らに眺めながら、毎日走った。今日は何キロ、今日は次の市まで!野田市の標識のところで、川が分かれ、柏に向かって別の名前の自転車道になる。柏なら松戸市と流山市に隣接している。ぐるぐる回ったら、戻らなくても家に帰る道があるはずだ。その探検が面白かった。

そういう時に、いちいち自分の年齢なんか考えていないよ。もう70超えていたと思うけれど、新しい発見は、いつだって、面白いのだ。

 

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撮影のために一休止。↑

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流山市から野田市へ。ここから自転車道は分かれて、利根川に向かう。

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どんどん走ったら、柏市サイクリング道路だって^^。これで3つの市を超えたんだ。

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春:菜の花

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ユリの咲く季節

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秋は彼岸花

というわけで、毎日毎日新しい発見をしながら走った。

 

ところで、自分の昔のfbの記述を眺めていたら、こんな文句が飛び込んできた。

 

日本人て変な人種だ。婆さんが自転車に乗るとぎゃあぎゃあ騒ぐ。

婆さんがピンクの上着きるとぎゃあぎゃあ騒ぐ。

婆さんがヘルメットかぶるとぎゃあぎゃあ騒ぐ。

婆さんがフランス語勉強するとぎゃあぎゃあ騒ぐ。

ああうるせえ。古典的で常識的な日本人が婆さんに望むところは、茶色や灰色の服着て、腰ひんまげて縁側で日向ぼっこしならが猫抱いて、遠くの方を見ることもなく口開けてふがふがいっていることらしいが、最近縁側というもの見たことない。もし私が金儲けしたら、体中にひらひらピンクのフリルだらけの服を着て、ヘルメットかぶって自転車かっ飛ばして、フランス語の歌歌いながら、日本を縦断しようと思っている。」

(コロナ騒ぎが起こる前、私は麗澤大学のジジババ講座で、数年間フランス語の教室に通っていた。80代のばあさんだっていたのだけど、70代の私は別に目立って老いていたわけではない。今残念ながらコロ助のせいでフランス語を続けられなくなった。)

柏市自転車道の別れで、右に行くと「おおたかの森」に行く道が分かった。「おおたかの森」は自宅の近くを通るTXの駅名。

それでとうとう、3市を走り抜けて、ある日私は「普通の道」を走り、自宅に戻った。