「この世で出会った動物たちの物語2」11月21日  

 

「私にとっての動物」2

子育てマニアのチャボが育てた鳥たちは、鶏類では、縞々のプリマスロックとか、茶色のコーチンとか、真っ黒な烏骨鶏とか、アヒルとか、孔雀とかで、その中でクジャクは生まれてすぐ雛のくせに飛ぶので、途中から私が引き取って育てたのだけれど、親チャボの10倍以上に成長しても、いつもチャボを親だという気持ちがあって、チャボのいうことはよく聞いて行動していたのが、印象的だった。

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「チャビト」(主人の命名。このチャボの雄鶏は「紳士」だと言って主人が最も愛したペット。)

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孔雀の夫婦、「レイ」と「レイナ」。チャボが育てた。

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「アダムとイブ」アヒルの夫婦。
 

実はこのアヒルの夫婦、ちょっと困ったアヒルで、泳がないチャボに育てられたものだから泳げなかった。いくら容器に水をいれて中に入れようとしても、親が入らないから入らない。仕方なくて、最後の手段として、子供のビニールプールに水を満たして、私が水着着て入って、ちゃぽちゃぽやって誘い込んだら、ある時やっと入ってきた。以後自分が泳げるんだと気が付いて、泳ぎ始めたの。大きな池がなかったから、プラスチックの衣装ケースを二つつかって、アヒルの水場を提供した。

 

なんだか私が、アダムとイブの親みたいな気がする。 

 

それからアヒルの食べ物は、鶏とは違うから、昔住んでいた家の近くの公園まで毎朝、毎朝、ミミズを探しにいってアヒルの食料を確保した。私がしゃがみ込んでミミズを集めていると、通りがかりの人が声かけてきた。その人、私が毎朝ミミズをとるたびに近くまでやってきて眺めていたのは気が付いていたけれど、とうとうたまりかねたんだろうね、「そのミミズどうするんですか?」と尋ねてきた。

 

でね、私は主語を省いて、「食べるんです」って言ったらさ、その人言語を失って、生唾飲んで、すっと消えてから、遠くで振り返ってこっちを見てんの。

 

「キチガイに会った」と思ったんだろうね。私は別に自分が食べると言った覚えはないから、どうでもいいけど、それからあのミミズの森には、化け物が出ると思ったのか、あの男、見に来なくなった。

 

でもそのアダムとイブ、変な名前を付けたせいか、ものすごく元気で卵を産みまくって、ダース単位で産むので、近所中に配ったりしていたが、増えてしようがないので、とうとう近所の幼稚園や小学校に寄贈しに行った。

 

そのあひるを受け取って理科の授業に使ったらしい小学校の先生によると、23羽も増えたそうだ。

 

アダムのやつ、孔雀のレイナの上にも飛び乗ったし、私の上にもよく飛び乗ったので、当時小学生だった娘が、「あのアヒル、お母さんにまで。。。」と言っていた。

 

もう!まさかね。

 

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孔雀の「レイ」
 

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孔雀の「レイナ」

ただ、このクジャクの鳴き声がすごすぎて、近所から苦情が出たので、ある農家に引き取ってもらったのだけど、実はその時レイナの卵をチャボが抱いていた。(^^)