四足に戻ろう

杖をついて昼食の用意をしていたら、冷蔵庫から漬物を出そうとして、容器ごとひっくり返し、床が水だらけになった。幸い蓋が開かず、こぼれたのは水だけだったが、床は漬物の臭いの水だらけになり、なんとしても、雑巾がけをしなければならなくなった。仕方ない、杖を置いて、四つん這いになった。

おや!楽だ。

まともに歩けないほどの腰の痛みは、四つん這いで拭き掃除をしても平気だった。というより、反って、楽みたい。それで考えた。人間て、もとはたぶん四足だったんだろうなあ。二足歩行を始めた途端に、文化は発展したのだろうけれど、野山を自由に走れなくなった。だから自転車や、自動車や電車ができたんだろう。だったら、腰痛に耐えるコツは、四足に戻ることかな。
明日から、四足で野山を歩いてみようか、と考えている。