naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

私のクリスマスごっこ


かつて、何事が起きても、教会にだけは行くという習慣を守っていた。ところが、去年のストレス以来、どうしても行く気が起きなくて、自分とのかかわりの薄いところを選んでは、ミサにもぐりこむということをしていた。今でも、どうしても、あの教会に行く気が起きない。
主人が怪訝な顔をして、なぜ、行かないのだ、と聞いた。こういうわけで行かなくなった、と言ったら、一緒に行くから、新年のミサに行こうと言いだした。じゃあ、イグナチオ教会のミサにでも出るか、と考えて、ホームページで時間も確かめて、今日電車に乗ったのだけど、昨日の土木作業で、腰痛がぶり返したのを電車の中で気がついた。
じゃあ、遠出はやめて、松戸教会にでも行くか、と急きょ行き先を変更して、松戸で降りた。
ところが、松戸のミサは、主日と同じだと思っていたのに、元旦のミサは14時からと書いてあった。時間的には、まだ、イグナチオのスペイン語のミサなら間に合う。そうしようと思ったら、松戸にもう一度くればいいのだから、今日は、イトーヨーカ堂にでも寄って、帰ろうと言う。簡単に、その気になった。
で、イトーヨーカ堂に行ったら、主人が娘に頼まれた文房具類が半額になっていて、それを買ったのだけど、香の匂いに誘われて入り込んだ、中南米のものを売っている店で、私が数ヶ月前に、ほしいなと思ったチチカカのチョッキが半額になっていた。まだあったのか、しげしげと眺めていたら、主人が、ほしいのか、と聞くので、ほしいと言ったら、買ってくれた。うれしかった。中南米らしい、色彩豊かな派手なつくりだけど、自転車用に、目立つのがいい。
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/80/0000370580/46/imgb9c0bba4zik1zj.jpeg
そのうち、物凄くおなかがすき始めたので、これは、もう、12時なっている腹具合だと言って、時間を確かめたら、まだ11時半だった。帰宅して戻るには、時間がなさすぎる。しかし、体力的に限界だったので、どうせ、明日は日曜だから、日曜のミサでもいいから、明日にしようということになって、帰ってきた。
そういえば、松戸教会の入り口の掲示板で確かめたのだけど、明日は「御公現」と昔呼んでいた祝日らしい。その「御公現」とは、イエス様の誕生を星の案内で、探していた当方の3人の博士が(『博士』と日本語に訳されているものは、英語では「magi」。スペイン語では「mago」、訳は日本的な訳:本当は「魔術師」へへへ^^)赤ん坊のイエスを尋ねて探しあてた日で、はじめてイエス様が「世界の3民族」を代表する「博士」に姿を現したという意味で、カトリックでは伝統的に「御公現」と呼んでいた。で、その日は、昔は1月6日のはずだった。
ところが、どうでもいい不確かな「伝説」的な祝日は、どうでもよくなったと見えて、教会はその日を1月の第1日曜と定め直したらしい。どうでもいいなら、廃止すればいいのに、移動可能などうでもいい日にして残した点は、お祭りに意味を感じたい庶民への配慮なんだろう。だって、イエス誕生のクリスマスだって、不確かなんだし、聖書の原本になっているマルコ福音書には、イエス誕生の記載さえないんだから、イエスの愛の布教とその結末と復活さえ残しておけば、あとはどうでもいいのだ。
ところで、とっても 不思議な活動をしている集団がいて、クリスマス近くになると、各戸に戸を叩いて訪れ、「あなたは、クリスマスなんて歴史的真実ではないことを知っていますか?」と言って回る人たちを知っている。「ああ、知ってますよ」と答えると、「知っているのになぜ、こういう飾りをするのですか?」と詰め寄ってくる。
クリスマスは古代のキリスト教徒たちが、異教徒に布教のため、異教徒の祭りをとりいれて、キリストの生誕を祭る祭りにすり替えたものだ。それは布教のテクニックであって、生月年不詳だとしても、生きて、教えを述べ伝え、しかるべき活動をしたのちに死んだのが事実なら、そのイエスという人物は、いつか生まれているはずなんで、それをいつに制定しようと、そんなのどうでもいいことだ。折角世をあげて、まるで意味も知らない日本人までクリスマスを恋人が夜遊びする祭りとして、お祭り騒ぎを楽しんでいるのに、そんなこといって水を差さなくてもいいでしょ?とあのクリスマス撲滅運動をしている人達に言ったら、彼ら、ものすごくぶったまげ、以後うちにはこなくなった。:ξ(`▽´)ξ: クックック
で、うちでは、クリスマスの厩の飾りをいまだに1月6日まで飾ることにしている。3人の「博士」を少しずつイエス誕生の厩に移動させて、1月6日に到着するように、楽しんでいるのに、教会が勝手に日付を移動させたら、明日この祭りは終わっちゃうじゃないの。祭りはどうせ人間の都合による祭りなんだから、変な小細工することないのさ。


http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/80/0000370580/44/imgffb1dcbbzikczj.jpeg

右側で、馬と象とラクダに乗っているのが「3人の博士」。これを少しずつ、近づけて、6日に厩の到着させるのが、私のクリスマスごっこ終結