naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

崖の完成は4月以後

あさって、主人が帰る。いつものことだけど、バタバタとあわてている。荷造りを手伝わせるなら、数日前に始めるよう、言ったにもかかわらず、ああだ、こうだと理由をつけて、今日まで始めなかった。荷物は、娘と孫の注文でいっぱいだ。しかも国際便の荷物の重量制限が20キロが2個まで。以前は30キロだったはずだけど、航空会社によって違うのかな。UAは問題が多いので、私は使わない。コンチネンタルは、もっと多かったはずだけど。

おまけに、彼のスーツケースは昔の重量制限の限度ぎりぎりにはいる大きさだから、大きいし、重い。私が去年買ったスーツケースは軽いから、それを持って行ってもいいと言ったのだけど、赤いのが気にいらないらしく、あちこちこわれた黒くて重いのを使うという。

体重計ではかりながら、四苦八苦、ジグソーパズルをやって、何とか20キロの重さにしたのに、また入れ替えをしたいと言っている。この問題は、毎度のことながら、ひどく頭を悩ます。計画性がないくせに、計画をやたらに口にするから。

ところで、崖。朝起きたらいきなり、主人が土を上に運ぶと言いだした。今日は大使館に約束があったはず。疲れすぎるとまずいからと言ったのに、約束したんだ、どうしても2時間ぐらい、土を運んでいく、と言ってきかない。

土は土嚢用の袋詰めにしたのが10個あるし、トラックで運んでもらった山が、まだかなりある。私は毎日7個、土入りの袋を運んだのだ。それを1ヶ月やって、この状態だ、今日中になんてできるはずがない、と言って尻込みしたのだけど、彼、仕事着に着替えて崖に登ってしまった。

すでに袋詰めになっているものを1個、上まで持って行って、彼へとへとになっている。そういうやり方をしたら、あとで、動けなくなるよ、婆さんでもできたのは、やり方と手順があるからだ、見るに見かねて私も仕事着を着て、飛び出した。それで、以前、鶏男が作ってくれた梯子をかけて、そこから一気に上に袋を挙げて見せたら、おったまげている。そうやって10個とも、私が上にあげてしまった。それを数段上まで持って行くのは、彼の役目。

それから、あと5個ばかり、やっぱり鶏男が持ってきてくれた鶏の餌の袋を上まで持って行って、バケツリレーで、土を上に上げ、上で袋に詰めた。そうしておけば、春になって、上で作業を開始すれば、一人で仕上げができる。6月の雨が降る前に、作業を終えて、植物を植えれば、来年の春は、ちょっと理想に近づくかも。

このまえ、ダイエーに行ったら、紅白の木瓜を売っていたので、マドレの祭壇に飾ろうと思って、買った。まだ小さいけど、木瓜は灌木で、根を張るから、崖の上の方に植え替えるつもりだ。崖の上には母の墓標として、椿がある。紅白の木瓜はマドレの墓標。

かなりの数の土の袋を上に並べたけれど、結局、下に土の山は残っている。主人は、どうも、その小山が気がかりらしい。今日は、案外あたたかかったが、風邪が強くて、土ぼこりを浴び、鼻水が激しい。水曜日は空港まで送ってくれというので、これ以上、体調を変化させたくない。私は、もうこれ以上、やらないと宣言して、仕事着を二人分、彼がいない間に洗ってしまった。なにしろ、この1ヶ月、洗濯しないで同じ仕事着で続けていたから、洗ったら、なんだか、もう仕事をしてはいけないみたいに思えるので、ちょうどいい。

左目を手術して復活祭になったら、私も復活予定。