naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

少し回復

少し元気になって、祭壇の花を買い足そうと思って、マルエツまで走った。

実は、ヴェネズエラの修道会の誰かが、マドレの訃報を送ってきたのだ。静岡のシスターからすでに知らせを受けていたのだが、1週間足らずの訪問で知り合っただけのヴェネズエラのシスターから知らせが来ることを期待していなかった。それでなんだか嬉しくなって、祭壇の写真を送ろうと思ったのだけど、花がかなりみすぼらしくなっていた。

行動範囲のマルエツは小さな店で、あまりいいものがない。でも、不思議に仏花だけは、常時安く売っているのを知っていた。

うまく2束、買いこんで、家まで来たんだけど、この前気がついた、例の外回りの私が花を植えまくっている斜面のゴミが増えていた。しかも、たちの悪いことに、プラスチックだの空き缶だの空き瓶だのの、どうしようもないごみ。分厚い雑誌も捨ててある。近所の人に違いない棘だらけの庭木の枝も放り投げてある。むかっとした。

それで、家に入る前に、庭に自転車を入れてから、農具をとりだして、やにわに、掃除を始めた。

自分の領地でもなく、権利も義務もないところです、はい。自分の家のすぐ前がゴミの山になるのが嫌なだけで、私には何の権限もありません、はい。花を植える自由があるなら、ゴミを捨てる自由もあるのです、はい。

ゴミをいったん全部ひとまとめにして道路に下ろしたのだけど、そこに、車が通りかかった。バリンと音がして、何かが割れたようだった。斜面から下ろしたゴミの中にガラス製の瓶が入っていたらしい。それが車に踏まれて粉々になった。

えい、くそ!鶏の餌20キロ用の袋を持ち出し、なんでもかんでもみんないっしょくたに押し込んだ。コンビニなんかで売っている弁当の残骸らしいプラスチック製の容器だとか、割れたばかりのガラス片だとか、ペットボトルだとか、かまうもんか、他人の家の前をゴミだらけにする奴が悪いんだ、花を植える義務はないんだから、分別する義務なんかないよ、なんだかひどく荒っぽく、ゴミいっぱいになった袋を外に放置して、家に入った。

実は、ゴミをところ嫌わず投げる捨てる代わりに、あの袋に入れてくれないかと、考えているんだけど、他人の迷惑なんか考えもしない、あの下郎どものすることだ、そんなこと気がつくめえ。