naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

ふふ^^

この前私が全日警を通じて、救急車要請をした時、それはそれは迅速に、救急車が来てくれた。いつか別の家に住んでいたときに、別の症状で倒れて、居合わせた友人が救急車を呼んだとき、電話の向こうで、いろいろ質問をして、しかもぐずぐず来てくれたのは、かなり時間が経った後だった。いろいろの報道では、タクシー代わりに呼ぶ人もいるらしいから、相手も緊急性の確認が必要なのだろう。わからないことではない。


で、又そんな調子だろうと思っていたので、今回の迅速な対応が、凄くうれしかった。

私が119番に直接連絡せずに、契約しているホームセキュリティー経由で救急車を頼んだのは、全日警には玄関の鍵を預けてあるからだ。119番通報で救急車が来ても、ドアを開けられなかったら意味がないと判断した。倒れた場所から、這って玄関に行くには、途中3段の登る階段があり、玄関にはさらに下りる階段があり、這ってドアのカギに手が届かない。そんなことができるくらいなら救急車など、呼ばないのだ。


で、全日警よりも、救急車の方が先に来て、例の玄関から呼ぶ声がしたとき、どうしようかと思った。鍵が開けられない。

それで、ふと気がついて、玄関より前にある部屋の、庭に面したスクリーンドアなら開けられるだろうと思った。そこなら這っていけるし、障害物がないし、ドアは大きいし、人間を運び出すには便利だ。それで、うまくそのスクリーンドアが開いたので、玄関にいる人たちに声をかけた。首尾よく私は運び出され、救急車に収めてから、隊員が受け入れ先の病院を電話で探していた間に、全日警の隊員たちも駆け付けた。


それで、様子を確認した隊員たちが、本部の方に連絡しているのを聞いたのだけど、その時に使っていた言葉が、滑稽だった。その時は痛みのために、笑うどころじゃなかったけれど、退院は、「患者を首尾よく『掃き出し口』から収容しました」と言っているのだ。

え、「掃き出し口」?

私は「掃き出し口」という言葉を知っている。電気掃除機が当たり前になった現代の家屋に、実は、そんなものない。昔どんな掃除も、箒で掃いていたころ、家屋には確かに「掃き出し口」と呼ばれる、庭に通じるドアのついた穴があって、そこから箒で掃き集めたごみを庭に掃き出していた。実家にもその「掃き出し口」はあって、飼い猫も、そこから出入りしていたが、そこは人間が出入りできるような「穴」ではなかった。


私は穴から引っ張り出されて搬送されたのではなくて、庭に人間が出入りするための立派なスクリーンドアから、隊員も出入りして搬送されたのだ。

滑稽だけど、それにしても「掃き出し口」という言葉が口をついて出てくるあの隊員は、いったい何歳なんだろう。彼の家には、まだそういう猫の出入り口があるんだろうか^^。