naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

孫の肖像画

ちょっとスケッチをしてみようと、スケッチブックをとりに、久しぶりに庭の物置に行ってみた。実は、この物置、ここに引っ越してきた当時は、家族3人いたので、邪魔にならないようにアトリエとしてこしらえたものだった。だから絵の道具はすべてここに収まっているのだけど、のちに一人暮らしになって、家中がアトリエになったので、ここは物置に降格したのだった。

ところで、地震の後、ここを覗かなかったのだけど、今日、覗いてみたら、本が散乱していた。

前の家に住んでいた時、大きな地震があって、家具や本棚が倒れ、下に有ったいろいろなものを壊した。ここに越してきた時にそれに懲りて、本棚を母屋に置くのをやめて、このアトリエ兼物置の壁にがっちりくっつけてもらったのだ。だから本棚は倒れることがないが、並べた本がごっそり落ちたのだ。

やれやれ・・・

片付けて、何をしに来たかわからなくなって、しばらく考えたら、別の棚に、落下せずに収まっていたスケッチブックがあった。何冊かもう絵で埋まっているものばかりだったが、まだ何もかいてない新しいものがあった。たぶん、これ、松戸美術展の副賞だろう。自分で買った覚えがない。絵を始めたころ、よくこの地域の展覧会に出していた。小さな賞だったけれど、毎回もらって、面倒だから、見もしなかった賞状だの、副賞だのがごちゃごちゃひとまとめにしてあった。これも私の絵の歴史だなあと、懐かしく思って、そのスケッチブックを使うことにした。

私の買うサイズじゃない。私は自分が扱えるサイズしか買わないから、わざわざ重くてでかいものは、もらっても邪魔だったんだ。衣食住にとって無駄なものは買わなくなった今にして思えば、ありがたいこっちゃ。

実は、描きたい主題が一つだけあった。でも対象物が近くにないから、写真から起こしていかなければならないので、かなり面倒なんだ。それが孫の肖像画。まだ「かわいいうちに」描いておきたいと思っていた。男の子だから、そのうちばあちゃんの絵なんか屁もひっかけなくなるだろう。今年はその限度の小学1年生。10月の誕生日のプレゼントにしようと思う。