白鷺復活

体調を戻すために、少し運動しようと思って、久しぶりに白鷺号を出した。天魔号は三輪車だから、ジョギングやウォーキングのおばさんたちのうろうろしているところでの散歩に向いていない。もともと私が自転車というものに触れたのは、白鷺号が初めてだったけど、買い物に不便なので、三輪車ばかりを使っていた。
 
それで、しまっていたところから出して、汚れを落としたり、さびを落としたりして、手入れしてから、連れ出した。
しばらくのっていないものって、なんだか分からないけれど、恐怖を感じる。通りに出て、乗ろうとすると倒れかかり、おかしいなあと思って、とりあえず、サドルを低くしてみた。この小さい自転車にサドルを低くして乗ると、なんだか猿が一輪車に乗っているのを想像して、具合悪いのだけど、それでとにかく倒れなくなった。
 
しかし、今さらながら、天魔号との違いをいやというほど感じた。天魔はアシスト付きの「車いす」だ。坂道も平気で登れるし、自分の力は、それほど使っていないから「軽い」のだ。ところが白鷺は、こぐのにものすごく力がいる。ちょっとこいでは汗だくになり、足に疲れを感じ、重くて重くて坂なんか上がれない。こんなものでよく私は柏や流山まで行ったもんだ。思えば、今天魔で、すいすい走っている通りを覚えたのは、この白鷺でだったから、何も驚くことはないのだけど、いやはや、動力って凄いもんだ。
 
だったら、天魔で散歩しても、何も運動にはならないということなんだな、そう思って、今週は天気がいいということなので、明日から白鷺で運動をしようと決意した。