naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

差別用語に対する抗議

ハーフだのクオーターだのという人種差別用語が日本では無神経に横行している。その事実に対して、私は抗議する。

1)日本国籍を持った人間は、いつそれを取得しようと、異民族の血が混じっていようと、「日本人」である。

2)ハーフやクオーターという用語は、そもそも純種でないものは「国籍」を所有しているはずがない、という意識による呼称だが、各自の趣味によって日本人と区別することができても、「ハーフ」とか「クオーター」とかいう国籍は存在しないかぎり、これはただの純血種優勢意識によるヒットラー的異民族蔑視の発言で、赦しがたいものだ。

3)私の夫は帰化によって日本国籍を持った、日本人である。日本国家が、厳しい審査の末、法務大臣の署名捺印によって、正式に国籍を認めた限り、誰にも日本人以外として区別されるべきものではない。

4)私の娘は同じく、日本国籍を持った日本人であって、其れが純種のDNAを持っていないというだけで、「ハーフ」などという呼称によって誰にも差別されるいわれはない。

5)差別とは、言っている側の無神経な意識に由来するものでなく、言われた側の不快感と疎外感に由来する。

6)私は先祖代々日本に育った日本人で、それを疑われたこともないが、それがとくに誇るべきことだとも思っていない。

7)人間は血だの、DNAだので差別されるべきものでなく、人格において評価されるべき存在だ。

8)このての言葉による差別は、あまりにも不愉快であり、厳重に抗議する。