naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

エルサルバドルの家


なんでまた1日疲れているんだろう。朝食後ゴミ出しに行って、疲れて眠ってしまった。昼食後ぼんやりしていたら、スカイプ電話があって、エルサルバドルの娘が家の改築始めたんだって。

彼女が父親と住んでいる家は、爺さまからの生前贈与によって、半分所有権を持っている家だ。そこに5人がごっちゃになって住んでいる。3LDK+女中部屋と言ったところだけど、全部埋まっている。

日本家屋みたいに合理的にできていないから、住人を増やす余白はない。私が偶に行くときは、みんな大騒ぎして余白を開けるのに苦労するらしい。つまり私が「住むために」行く場所ではないことを、私は知っている。

まあエルサルバドル人は、そういうことにはおおらかだし、気候の関連もあって、到底住めないところに10人も集まって、上にはハンモック吊って、下にはマットレス置いて住むということもする。でも、私は日本に4LDKの立派な家屋を持っていて、わざわざエルサルバドルのハンモック生活をする気などないのだ。

今回の地震津波の情報が世界中に流れて、私の家族はあわてたらしい。なんでもいいから来いといってきた。原爆が落ちちゃったと思っているような感がある。家が流されちゃったのなら、行くだろうけれど、茨城の野菜が汚染されているだけで、別にうちの近所には、ハコベが生えていて、大丈夫^^。

しかも、松戸はまだ、被災者を受け入れるほどの余裕がある地域だし、何も大騒ぎすることはない。うっかりすると雨漏りのする家の中で、ハンモック生活する気はないよと言ったら、主人が裏庭に掘立小屋を建てるという。本気でそれをやり始めそうだったので、娘にこっそり言っておいた。

父ちゃんに任せておくと、本当に犬小屋みたいのを自分で建てるから、どうせなら、いつ死ぬかわからない私のためにお金を出して犬小屋など立てないで、今いる家を改築して、使い物になる家を建て直しなさい。私が死んでも、人に貸して収入につながるような、または、医者になるはずの旦那が診療所を開けるような将来を考えた上の設計をして、役に立つ家を建てなさい。

そうしたら、今日、娘が、本物の建築屋に頼んで、2階を増築する計画を立てているんだという。なんだか、JICAの日本人に部屋を貸すようにしたいのだと。

だったら、と、私は提案した。部屋を貸す相手が日本人なら、ぜひとも風呂を作りなさいよ。日本人はふろがない国で一番欲しいのが風呂なんだから。私が8年間内乱の中をエルサルバドルで生きていたときに、風呂がなくて辛かった。風呂さえあれば、部屋貸さなくても、日本人なら、銭湯気分でくるぞ^^。

彼女、またその気になった。あはは^^。

風呂ができるんなら、私は、災害難民にここ使ってもらって、エルサルバドルに住んでもいい。