絵描きに戻った

去年の10月から、雨宮神父の講座に出た。4月から始まっていたのを、私は、知らなかった。だから、前半の講座が聞きたかった。

今年は後半の最後を4月に聞いて、次はどうするかということになり、5月14日から去年の前半の講座をすることになった。なぜだか、知らない。私は勇んで、前半のテキストを読み始めた。

ところで、今朝、ロメロ大司教の絵が問題になって以来、じゃあ、題材を替えて、またエルサルバドルを描いてみようかと思いついた。さりとて、金がない。収入がないから、もう、新しい絵を描くことをあきらめていた。

で、いろいろ手持ちの物をかきまわしていたら、思いついた。

キャンバスは、修作時代の絵を塗りつぶせばいいんだ。そう思ったら、突然手が動いて、昔の30号の裸婦を塗りつぶした。塗りつぶしたと同時に、下地ができたことになり、絵の具の匂いを嗅いでいたら、私の神経は「絵描き」に戻った。

残りの絵の具をかき集めて、一緒に3号の絵を数枚描くことにした。自宅で良いから、個展をしてみよう、突然そう思った。御琴の先生が来てくれるだろう。あの人、この地域で唯一、私の絵を評価してくれた。一人で良い。客は、一人に絞った。

そう。私は聖書を研究し、エッセイを書き、ハコベを食べつつ、絵を描く、あの「私の存在」に戻った。

ありがとう。私に命と生きる使命を与えてくれた方、私は今日から、また「生きる」。