naisentaiken’s diary

エルサルバドル内戦体験記

薔薇と薔薇風の臭気

昨日、用事があってビバホームに行った帰りに、私が花咲き通りと呼んでいる通りを通った。「薔薇の家」と私が呼んでいる、庭が薔薇だらけの家があって、ちょうど満開だということを行きに確かめたのだけど、帰りはなかなか見つからなくて、別の家の別の花を写真に撮ったりして、探しまわった。
 
ぐるぐる回ってやっと見つけたので、いきなり写真を撮ったら、草むしりをしていた薔薇の家の主が、にょっと顔を出した。驚いたね~~。仕方がない、ごまかしに薔薇をほめちぎって、よもやま話をして、撮影の許可も取り付け、たくさん写真をとってきた。
 
本物の薔薇の香りは、ほのかで優しい。ところが、ある人物が、クリームだか、化粧品だか、または香水だか、とにかく、ゲロが出そうな凄い臭いをにおわせて、むせて苦しんでいたら、「あらあ、薔薇が嫌いな人初めて見た!」とかいう。
 
それで、私は「薔薇が嫌いな初めての珍しい人」ということになった。「薔薇が嫌いな人」というのはその人物にとって、「美しいものを美しいと言えないひねくれ者」という意味らしい。勝手にしやがれと思ったけど、そう決めちゃったらしいから、仕様がない。
 
ところで、私は薔薇が嫌いだなどと言った覚えはない。薔薇は手がかかるし、栽培はする気はない。他人の家で咲き誇っている薔薇は豪華で美しいと思う。私が嫌いなのは「疑似薔薇の香り」を本物みたいに宣伝している化粧品の下衆な匂いだ。
 
香水というものは、そもそもトイレの発達していなかった時代に、うんちのにおいを消すために、西洋貴族が開発したいわば臭気消しだ。香水まみれで電車に乗っている奴は、自分のうんちのにおいを消しているだけだし、または他人を見たらうんちと思えと考えている無礼千万な奴だ。私はよく電車に乗って、あの匂いに出会うと、げげと感じて、すぐに車両を替えることにしている。
 
お前は薔薇が嫌いな珍しい奴だと他人を断罪するやつは、偽物が偽物だということに気がつかない、ただの鈍感。偽物のくせに、本物のふりをして、それが理解できないものは人間ではないみたいに考えている。
 
私は本物の薔薇を見て、ゲロを吐いたことはない。だけど、何かというと、人間を分類し、断罪し、自分だけはいつもバリアの中にいて、他人を断罪できる立場にあると思っている人間には、いつもゲロを催す。
 
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